【閉店】中華そばの美味い店あるある。川崎 大勝軒で中華そば。

だいたい美味しいラーメン屋には共通した特徴がある。
第一にオヤジが無愛想なこと。ここ川崎の大勝軒のオヤジは無愛想を絵に描いたような仕事っぷりである。無愛想大学ぶっきら棒学部素っ気なさ科を主席で卒業できそうなぐらい無愛想である。この条件は十分満たしている。
第二にメガネが曇ること。メガネをしていない諸氏には分からないと思うがメガネラーヲタにはあるあるなのである。熱いラーメンを熱いうちに出すという基本ができているお店はメガネが曇る。この条件も満たしている。 第三に券売機で1万円札が使えないこと。よくあるチェーンのラーメン屋ではオペレーションを簡略化する余り1万円札の両替さえしないで済むようになっている。ちゃんとしたお店ではお客とのやり取りも大事にしているので1万円札は手渡しで両替するのである(ホントか?)。この条件もちゃんと満たしている。

さて前置きが長くなったが大勝軒の中華そばである。

ラーメン 川崎 大勝軒

テーブルに置いた瞬間からカツオのいい香りがする。スープから頂くと鼻に抜けるカツオのいい香りがより濃くなる。麺は太めの歯ごたえのあるモノでよく噛むと小麦の味がしてとても好ましいものである。チャーシューも提供間際に一度バーナーで炙っており香ばしさが増してとても旨い。 半分ほど食べ進んでから酢とニンニクを加えて味を変える。スープを飲んでみると酢とニンニクの香りが最初に鼻を抜けてあとからカツオの香りが追いかけてくる。アニメのカツオが追いかけてくる時はたいてい「酷いよねぇさ〜ん!」となるのであるが、こちらはまことに歓迎されるべき追いかけ具合なのである。
あっという間に完食。少し量が多いので腹がパンパンだ。
帰り際に「ごちそうさま」と丼をカウンターの上に置くと店主のオヤジが「ありがとうございました~」とここだけニコやかな表情で送り出してくれる。これも美味しいラーメン屋の条件の一つである。
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